エアロスミス、ジョーイ・クレイマーがライブに復帰
エアロスミスが2月10日(月)に米ラスベガスで開いた公演で、肩を痛め半年以上ライブ活動から離脱していたジョーイ・クレイマー(Ds)が復帰した。
クレイマーは先月、長期間現場を離れていた=準備不足を理由に、他のメンバーたちからMusiCares Gala(1月24日)とグラミー賞授賞式(26日)でのパフォーマンスへの参加を拒否されたのを不服に思い提訴したが、認められなかった。
復帰を望んでいたクレイマーが、バンド側から“適正なレベルでプレイできる”か証明するためオーディションを求められたり、リハーサル・スタジオへ入るのを拒まれたことが明かされていた。
こじれるのではとも懸念されたが、MusiCares Galaで、クレイマーはメンバーとともに出席し、スピーチを行ない、和解の兆しが見られた。
エアロスミスの<Deuces Are Wild>ラスベガス長期公演第5弾は、1月29日にスタートし、2月8日までに開かれた5公演では、昨年および先月の授賞式同様、クレイマーのドラム・テックがプレイしていた。
今回の長期公演は2月15日まであと2公演残っており、バンドはその後、5月20日から第6弾を開催し、6月中旬からはヨーロッパ・ツアーに乗り出す。