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『ウェインズ・ワールド』リユニオン、クイーンも参加「フレディは笑い続けてた」



俳優のジョシュ・ギャッドがYouTubeで配信している、名作映画の出演者らがリモート(Zoom)でリユニオンするシリーズ『Reunited Apart With Josh Gad』で『ウェインズ・ワールド』のエピソードが、今週月曜日(12月7日)公開された。


予告編に登場したウェイン(マイク・マイヤーズ)とガース(ダナ・カーヴィ)、エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーほか、ミュージシャンではアリス・クーパー、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーも参加した。アリスは『ウェインズ・ワールド』(1992年)に、エアロスミスは『ウェインズ・ワールド2』(1993年)に出演。クイーンは、パート1の最も印象的なシーンで「Bohemian Rhapsody」が流れた。

リユニオンに参加したブライアンは、フレディ・マーキュリーがこのシーンを見て、大笑いしていたと明かした。「(このシーンを収めたVHSテープを)フレディのとこに届けたんだ。亡くなる少し前だった。それで見せたんだよ。承諾が必要だって言われてたから。彼は気に入ってた。笑いっぱなしだったよ。とても弱っている状態だったが、彼は微笑み、笑っていた。“なんて素晴らしいんだ”って言ってた」

そして、あのシーンが、アメリカでクイーンの人気が再熱した理由の1つだったことに触れ、マイク・マイヤーズに向け、「フレディは“僕らがアメリカを取り戻す前に僕は死んでいなきゃいけないんだろう”と言ってたことで知られるが、君らがやってくれた。僕らにアメリカでの人気を取り戻させてくれた。フレディはわかっていたよ。君は彼がすごく気に入っていたことを知っておくべきだ。彼は何が起きたか知り、それを楽しみながら次の世界へ向かった」と話した。

ヴァーチャル・リユニオンには、ロブ・ロウ、ララ・フリン・ボイルらキャスト、監督のペネロープ・スフィーリスも登場した。



ギャッドは同シリーズで、これまでに『ゴーストバスターズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『スプラッシュ』『ロード・オブ・ザ・リング』などのリユニオンを実現しており、チャリティ団体のために募金活動を行っている。