スティーヴン・タイラー、“エアロスミス・アパートメント”をサプライズ訪問
Photo by Zack Whitford
50周年記念公演を開催するため地元ボストンに戻ったエアロスミスのスティーヴン・タイラーが、バンド初期、メンバーたちが暮らしていたアパートメントをサプライズ訪問した。
タイラー、ジョー・ペリー、ブラッド・ウィットフォード、ジョーイ・クレイマー、トム・ハミルトンは一時期、AllstonのCommonwealth Avenue 1325番地にあるアパートメントに住んでおり、ファースト・シングル「Dream On」(1973年)はこの建物の地下室でレコーディングしたと言われている。
アパートメントは、“エアロスミス・アパートメント”と呼ばれ、入口にはその名前と由来を記した記念碑が設置されている。
エアロスミスは木曜日(9月8日)にフェンウェイ・パークで50周年記念公演を開催するのを祝い、ボストン市内5カ所でビルの壁面にバンドのロゴやアルバム・アートワークなどの映像を投影した。その1カ所が“エアロスミス・アパートメント”で、この催しについて前もって知らされていた住民は、写真を撮ろうと外に出たところスティーヴン・タイラーが現れ、仰天したそうだ。
地元紙『The Boston Globe』によると、タイラーは瞬く間に50人ほどの住民や通行人に囲まれ、約20分間、彼らと話をしたり写真撮影をしていたという。
50周年記念公演は当初、2020年9月に開催予定だったが、パンデミックが発生したため2年間延期されてきた。