エアロスミス、フェアウェル・ツアーの開催を発表
エアロスミスが、先週設置したカウントダウン・クロックが“0”に到達した5月1日、9月にフェアウェル・ツアー<Peace Out>を開幕することを告知した。
バンドは、「PEACE OUT! 50年、10回の世界ツアー、1億人以上のファンたちを前にプレイした末…最後の一回をやるときがきた!」「グッドバイではない。ピース・アウトだ! 覚悟し、Walk This Way(こっちに向かって歩いてこい)だ。俺らのライヴで最高のショウになる」と、コメントしている。
リンゴ・スター、スラッシュ、ドリー・パートン、エミネムらが登場するニュース・スタイルの告知映像も公開された。
ツアーは9月2日に米フィラデルフィアでスタートし、現時点、2024年1月26日までの40公演の日程が発表されている。ブラック・クロウズがスペシャル・ゲストとして同行する。
ドラマーのジョーイ・クレイマーは「家族と健康に全意識を集中する」ため、このツアーには参加しないという。
エアロスミスは今年1月、セルフ・タイトルのデビュー・アルバム(1973年)のリリース50周年を迎えていた。ジョー・ペリーはフェアウェル・ツアーの開催に関し、「そろそろ、そういう時期だ。50年を祝うチャンスでもある。あとどれくらい全員が元気で続けられるかなんて、誰にもわからない」と、スティーヴン・タイラーは「俺ら、Peace Outツアーで、ファンのために最後にもう一度、パンドラの箱を開ける。屋根裏から全ての玩具をぶちまけるから、覚悟しておけ」と、AP通信にコメントを寄せたという。