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エアロスミスのジョー・ペリー、カート・コバーンとの対面を回想「彼は大人しかった」



エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーが、エアロスミスの大ファンだったというニルヴァーナのカート・コバーンと対面したときのことを振り返った。コバーンはコートニー・ラブと共に、楽屋へ挨拶に訪れたという。


ペリーは、そのときのことについて『Classic Rock』のインタビューでこう語っている。
「彼はかなり寡黙だったよ。ただ一緒にいたいって感じだった。コートニーと楽屋へ来て、ただじっとしてた。フツーの人だったよ。彼がトイレへ行ったとき、逆にすごくよく話してたコートニーから、“彼はあなた達が大好きなのよ。彼は誰のことも好きじゃないけど、あなた達のことは大好きなの”って言われたんだ。俺は、彼には敬意の念しか抱いていなかった。素晴らしいソングライターでありパフォーマーだった。だから、それを聞いたときは嬉しかったよ」
 

ペリーは、元ニルヴァーナのデイヴ・グロールからも愛を感じたことがあるそうだ。
フー・ファイターズの公演を観に行ったとき、ウォーミング・アップの場に招待され、ジャムする彼らを見て驚いたという。
「彼ら、エアロスミスの全ての曲を知ってるようだった。信じられなかったよ。俺は恥ずかしかったね。俺が30年間プレイしていなかった曲をいくつかプレイしてた。彼らはファンだった。でも、あれらのリフを即座にプレイできるなんて、“ウソだろ!”って感じだったよ」

エアロスミスのスティーヴン・タイラーは、ドラッグにはまるコバーンを助けようとしていたと言われ、コバーンが亡くなったときには「俺はカートに怒っている。彼は死ぬ必要はなかった」と、米テレビ番組『Turning Point』にコメントしていた。