エアロスミスのジョーイ・クレイマー、プレイせずとも授賞式に出席+スピーチ
MusiCares Galaとグラミー授賞式でのパフォーマンスをエアロスミスの他のメンバーから禁じられ、抗議していたジョーイ・クレイマー(Ds)だが、金曜日(1月24日)開催されたMusiCares Galaに彼らと共に出席し、MusiCares Person Of The Year受賞のスピーチを行なった。
昨年、肩や足を負傷し、半年ほどライブ活動から離脱していたクレイマーは、復帰しようとしたところ、エネルギーや準備期間の不足を理由にメンバーからパフォーマンスへの参加を拒否され、それを不満に訴訟を起こしたが、裁判所はクレイマーの言い分を認めなかった。
クレイマーは判決に対し失望したとの声明を出し、今月初めリハーサル・スタジオを訪れた彼が入館を拒否される無情な映像が公開されたが、授賞式を前に両者は、少なくとも、ある程度までには和解に至ったようだ。
5人のメンバー全員がステージに上がったものの、受賞のスピーチを行なったのはフロントマンのスティーヴン・タイラーとクレイマーのみだったそうだ。クレイマーは「Musicares、僕らの全てのファン、僕のパートナーたち、いつでも支援的な妻リンダ、音楽業界の仲間たちへ愛と感謝を」と話したという。
バンドはその後、クレイマーのドラム・テックJohn Douglasをドラムに、「Big Ten Inch Record」「Dream On」「Sweet Emotion」「The Train Kept A-Rollin’」の4曲をパフォーマンスした。「Dream On」ではH.E.R.が、ラストの曲ではアリス・クーパーとジョニー・デップが参加した。
エアロスミスは続いて、日曜日(1月26日)にグラミー賞授賞式でパフォーマンスする。